とは言うものの話題は実質2つ……。
動画解説ここから-----------
●攻めの反対は?
これは実際に私が聞かれた質問です。
発祥は2chなんでしょうか?私の調べた範囲では分かりませんでした。
ただ、801ちゃんなどでもネタになっておりましたし、汎用性も高いので
結構知っておられる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに本来は
「守り」→一般人
「受け」→BL好き
とし判断するものだそうです。
●守りの定義
例の妥当性はともかく、私は守りと受けを動画中のように区別しています。
なので、空手がそう定義しているわけではないと言うことをご承知ください。
また、守りの結果相手が体勢を崩して攻め易くなることもあるので、
当然守りのみによって相手に損が出ることもあります。
動画に合わせてサッカーを例に挙げればカウンター狙いの守備とかですね。
なんというかこの部分は本当に説明が難しいです。
うまい言葉が見つかり次第ここでも動画でも補填したいと思います。
●受けの目的
これは3つの意味があると私は教わりました。
一つは相手の攻撃を逸らすこと。
一つは相手の体勢を悪くすること。
一つは相手の拳足を破壊すること。
受けの解説動画が出せたらそこで十分に説明を入れたいと思いますが、
受けは最初に中段の内受けと外受け、上段揚受け、下段払いの4つを習います。
それぞれにシチュエーションが設定されており、どんな攻撃がどの方向から来るかで
4種類、更には左右を使い分けます。
この時の選択を誤ると、攻撃は逸らせても互いに次撃が万全の体勢で出せるなど
3つのうちいずれかが欠け落ちてしまいます。
●松濤館二十訓
皆様はこの言葉をどのように感じられたでしょうか?
私は情けないことにこれを「当たり前のこと」として感じられませんでした。
稽古の前後はいつもこの言葉達を思い出して深く自戒しています。
以下全文となります。
空手道は礼に始まり礼に終わることを忘るな
空手に先手なし
空手は義のたすけ
先ず自己を知れ、而して他を知れ
技術より心術
心は放たんことを要す
禍は懈怠に生ず
道場のみの空手と思うな
空手の修行は一生である
凡ゆるものを空手化せよ、其処に妙味あり
空手は湯水の如し、絶えず熱度を与えざれば元の水に還る
勝つ考は持つな、負けぬ考は必要
敵に因って転化せよ
戦は虚実の操縦如何に在り
人の手足を剣と思え
男子門を出づれば百万の敵あり
構えは初心者に、後は自然体
形は正しく実戦は別物
力の強弱、体の伸縮、技の緩急を忘るな
常に思念工夫せよ
動画解説ここまで-----------
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