●立ち方と構え
構えは全身の形、立ち方は構えから足の形を取り出したものになります。
しかし、これから扱う予定ですが、後屈立ちという立ち方の上半身は
手刀受けという受けの形をすることが多く、道場でも
「後屈立ち構え」と言えば後屈立ち+手刀受けをします。
前屈立ちも個人的には下段払いとセットなイメージがあるので
実際曖昧な所も多いのではないでしょうか。
●自然体の立ち方
私は松濤館なのですが、Pと同じく平行立ちが自然体でした。
なので、剛柔の方から外八字立ちが自然体と聞いて驚いた記憶があります。
手元の極真の本(極真空手の「基本」:大山倍達著)にも自然体は外八字とあるので
那覇手の流れにある流派は外八字、首里手の流れは平行なのでしょうか?
ちょっと色々調べてみたいと思います。
●奥技の格言
Pの言った格言は一部抜粋と言われています。全文は
『奥技は凡技より始まり、凡技は奥技に終わる。
始めに奥技は無く、終わりにのみ奥技がある。
鍛錬によって極まった凡技を人は奥技と呼ぶのだ。』
と言う物だそうです。ググると色々出てきますが大体同じニュアンスのようですね。
私の場合は空手の先生から「昔の空手家の言葉」として聞きました。
今も独りで稽古するときなどこの言葉を思い出すよう心がけています。
そういうわけですので、空手の奥技=自然体中段正拳突きではありません。
Pには誤解されやすい言い方をさせてしまいました。
●突きの呼び方
本動画では、技の名称は
『(あれば左右)+(構え、立ち方)+(上中下段のどれか)+(あれば左右)+(技)』
で統一しようと思っております。
理由はいくつかあるのですが、一番はやはり文字ベースなので
なるべく分かりやすくしたい、と言う意図があります。
なので、慣れた方などにとっては変な呼び方のように感じる場合が
あるかと思いますが、ご容赦頂けるようお願いいたします。
なお、補足ではなるべく(私の知識として)正しい名前を載せるようにします。
●自然体中段正拳突き
自然体や正拳はごくごく基本なので、基本稽古では略すことが多く、
これは普通『中段突き』と言うと思います。あくまで私見ですが。
自然体中段正拳突きについては、Pの説明でも、私が兄弟子から教わったのも
相手のみぞおちに突くことが基本にありますが、大会の型競技では
胸の高さ(肩口から腕をまっすぐ伸ばした高さ)位で突くのが高評価を得ます。
そのため、Pの説明だと中段突きが低い、
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、個人的にはみぞおちの方が本質だと考えていますし、
Pは別にアイドル達を型競技で強くしたいのでもないので、こちらの指導になります。
●右前屈立ち中段左正拳突き
雪歩ーッ!俺だーッ!結こ(ry
Pじゃなくてもこう言います。ただし、呼び方は無茶苦茶です。
仔細は次の幕間になりますが、これは普通『右前屈中段逆突き』と呼びます。
以上、空手m@ster 幕間 02補足でした。
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